【保存版】医療職が転職でつまずく理由5つ|理学療法士の実体験×市場分析から読み解く“失敗しやすい理由”

医療者向け(資格・キャリア)

医療職、とくに理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・看護師の世界では、

  • 転職したいけど求人が少ない
  • 面接まで辿り着かない
  • ミスマッチで後悔した

など、「転職につまずく人」が実はとても多いです。

その理由は単純ではなく、
筆者が実際に転職活動で味わった経験
医療業界の市場構造の分析 を重ねることで、
共通点がはっきり見えるようになりました。

この記事では、医療職が転職活動で失敗しやすい理由を
“筆者の体験談” × “市場分析” × “体系的な知識” に基づいて整理しています。

読み終えるころには、自分がどこでつまずきやすいのかが明確になります。


■ 理由①:病院の求人は“想像以上に少ない”

まず押さえておきたい事実があります。

🔵 医療職の求人数は多いように見えて、病院の求人は本当に少ない。

特に地方では…

  • 総合病院そのものが少ない
  • PT/OTの人員が固定化して枠が空かない
  • 公募が出ない年もある
  • 非公開求人が多く、表に出てこない

求人サイトを見て「病院、全然ないじゃん」と感じるのは当然です。

❌ この構造を知らずに動くと…

  • そもそも希望した転職先が見つからない
  • 焦って条件の悪い職場に決めてしまう

こうして転職の失敗が始まります。

実はこうした「地方では病院求人が少ない」「枠が動かない」という状況は、
個人の努力や能力の問題ではなく、医療業界全体の構造によって生まれています。

地方で理学療法士が転職に悩みやすい理由や、
「なぜ選択肢が限られて見えるのか」をもう少し構造的に知りたい方は、
こちらの記事で詳しく整理しています。

▶︎ 【保存版】地方で理学療法士が転職に悩む理由|結婚・キャリア・働き方のリアルと“後悔しない選択肢”


■ 理由②:資格や経験があっても“採用枠がなければどうにもならない”

多くの医療者が誤解しがちなのがこちら。

「資格さえあれば転職に有利になるはず」

筆者自身、同じ誤解をしていました。

しかし現実は…

🔵 採用は“能力”よりも“採用枠の有無”で決まる。

  • 心臓リハビリテーション指導士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 急性期・回復期の経験

これらがあっても、病院に枠がなければ面接すら進まない。

筆者も病院に直接売り込みましたが、

「今は増員の予定がありません」

と言われ続けました。

❌ この構造を知らないと…

  • 不採用=自分の価値が低いと勘違いする
  • 転職活動の途中で心が折れる

という心理的ダメージに繋がります。


■ 理由③:エージェントを“万能ツール”だと思ってしまう

エージェントは便利ですが、
正しい使い方を知らないと不利になることもあります。

筆者自身、両方を経験しました。

🔵 エージェントのメリット

  • 希望する転職先の情報収集をしてくれる
  • 面接日程や条件交渉を任せられる
  • 初めての転職でも色々と相談に乗ってくれる

しかしその一方で…

🔵 見落とされがちなデメリット

① 担当者が頻繁に変わることがある
② 病院側がエージェント経由を嫌う
 →エージェントの報酬を病院側が支払うため
③ 希望と違う転職先を勧めてくる

筆者が経験したケースでは、

👉 面接が決まっていた病院が、エージェント経由という理由でキャンセル

という事態もありました。

これは医療業界では珍しいことではありません。


■ 理由④:家庭・生活とのバランスを軽視する

医療職は「働き方の影響が家庭に直結する」職種です。

筆者自身も、結婚・引っ越しをきっかけに、

  • 長距離通勤の精神的疲労
  • すれ違う生活リズム
  • 家庭を大切にしたいのにできない

という現実に直面しました。

🔵 ライフステージを無視した転職は、ほぼ確実に失敗する

  • 子育て
  • 介護
  • パートナーの働き方
  • 生活圏の移動距離

これらを考慮しないと
働き方が続かず、転職を繰り返す結果になります。


■ 理由⑤:自分の価値観・優先順位が整理されていない

医療職が最もつまずく理由はこれです。

🔵「自分が何を大切にしたいか」を整理しないまま転職してしまう

例えば…

  • 給料?
  • 家庭?
  • 専門性?
  • ライフワークバランス?
  • 通勤時間?
  • 職場の雰囲気?

これらの優先順位が曖昧なまま転職すると、

❌「こんなはずじゃなかった」
❌「前の職場のほうが良かった」

という後悔につながります。

ここまで読んでいただくと、
「転職がうまくいかない理由」は個人の問題ではなく、
かなりの部分が“構造”と“前提のズレ”によって起きていることが分かります。

では、
・なぜ地方ほど悩みが深くなりやすいのか
・なぜ努力しても報われにくい状況が生まれるのか
・その中で、どんな選択肢が現実的なのか

こうした全体像を整理したのが、次の記事です👇

▶︎ 【保存版】地方で理学療法士が転職に悩む理由|結婚・キャリア・働き方のリアルと“後悔しない選択肢”


■【まとめ】医療職が転職につまずく本当の理由5つ


🔵 医療職が転職で失敗しやすい理由

  1. 病院の求人は“市場構造として極端に少ない”
  2. 資格よりも“採用枠”の有無が決定的に重要
  3. エージェントを誤った使い方で不利になることがある
  4. 家庭・生活とのバランスを軽視してしまう
  5. 自己理解が浅く、優先順位が整理されていない

これらを理解しておくだけで、
転職の失敗率は大幅に減ります。


🔵【次のステップ】自分の“選択肢”を把握するところから始める

  • 病院へ行くべきか
  • 在宅に進むべきか
  • 専門性を伸ばすべきか
  • どんな働き方が合っているか

これを可視化することが転職成功の第一歩です。

👉 次に読むべき記事
→ PTが転職エージェントを使うメリット・デメリット|最適な活用方法まで解説


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